憲法9条を守ろうとか、自衛隊は最小限にしておかないと戦争に巻き込まれるとか、どれも完全に逆ですね。
実際に今、南シナ海の問題に首を突っ込まざるを得なくなっているのは、日本が弱いからです。
もしも日本が軍事強国であったとしたら、何が有っても『我々は我が国の平和の為に戦う!それ以外には関与しない!』と言い切っても大丈夫ですね。
しかし今の弱い日本だと、アメリカに守ってもらわないといけません。
だからアメリカと協力する為に行動も必要になってきます。
南シナ海では、中国包囲網を作った手前、参加せざるを得なくなります。
どうしてそんな包囲網が必要だったのでしょうか。
弱い国は強い国から領土を守る為に、協力して戦うしかないからです。
武器を持つと戦争に巻き込まれるという話は逆です。
持たないから巻き込まれるのです。
フィリピンはかなり中国に押されていますが、そもそも日本が何故フィリピンを助けるのでしょうか。
大型巡視船2隻の供与とか、TC90航空機の貸与とか、本来は必要ないかもしれません。
日本が強い軍事力を持っていれば、中国が多少南シナ海に出てきた所でなんとでもなるのです。
軍事力がないから、シーレーンの維持の為、弱い国同士手を取り合って戦わなければならないのです。
まあそれでもみんな手を取り合って頑張ろうとしているだけまともですよ。
幕末の頃は支那も朝鮮も協力してくれなくて、日本は単独で侵略に立ち向かうしかありませんでした。
安倍総理じゃなかったら、今度は日本が協力しない愚行にはしっていたのでしょうか。
歴史から学ばない人が多いですね。{苦笑}
だから失敗は繰り返されるのです。
そんなわけで、今の南シナ海の状況、防衛に協力せざるを得ない立場を見ても、平和の為に軍事力が必要なのは明らかですね。
もう少ししっかりと自衛隊に予算を付けて、平和な国にしてほしいと思います。
国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動 (文春新書)
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