安倍総理は、国防意識のある最低限の資質を持った総理だと思います。
しかし、その政策を進める為なのでしょうか。
半面やってはいけない事もやっている気がします。
それが移民に関する政策です。
労働力だとか言って正当化している人もいますが、ハッキリ言ってデメリットの方が大きすぎます。
ヨーロッパでも既に失敗が確実となっていますし、今更後を追う必要は全くありません。
移民を受け入れ過ぎると治安が悪化します。
貧富の格差は広がります。
需要と供給の関係で言えば、労働力が増えれば給料は下がります。
インフレ政策に対してマイナスになります。
日本国民という意識の薄い人が増えると、良い伝統や文化が失われます。
これだけで十分移民に慎重になる絶対的な理由になると思うのです。
私はざっとこんな感じに理解していましたが、まだ他にもあるようですね。
国家理念を持たない人が増えると、政治の腐敗を招く恐れがあるというのです。
今、銀河英雄伝説という作品を見直しています。
これが大変面白く、色々なテーマを投げかけてくる作品です。
その中に移民に関する部分がありました。
独裁国家から抜け出し、自由と平等を求めて自由惑星同盟という国家をつくった人達がいました。
最初は良かったのですが、理念を理解しない移民を受け入れ始めて政治は腐敗し、滅亡へと向かうのです。
なるほど、移民はその国の人々が持つ建国理念を変化させてしまう恐れもあるのですね。
つまり国の事をよく知らない人が、ただ住む場所を求めてくる事は、国の為にはならないのです。
歴史上、人々の移動、或いは違ったアイデンティティーを持つ人が共存した場合、必ずと言っていいほど問題がでてきて、争いの種になります。
どうしてそれを知っているのに、人は同じ過ちを繰り返そうとするのでしょうか。
例えばユダヤ人の問題に対する姿勢も面白いですよね。
一緒にいるから排除しようとし、それで失敗したら今度は排除しないで全てを受け入れるですか?
考えが極端すぎます。
人が人の命を奪ったり、無理に追い出すなんてことは基本的には無理ですしやってはいけません。
それは歴史が証明してくれます。
だからと言って手放しで受け入れるのが良いのかというとそれも違うのです。
問題があったから排除しようとしたわけですし、その問題がたとえ感情的なものだとしても、人は教育だけで感情を全てはコントロールできません。
移民は、ちゃんと条件を決めて、日本の事をしっかりと理解した人のみにするべきです。
日本人はなんだかんだ言って、宗教を毛嫌いしています。
なんだかんだと天皇陛下を国家元首として認めています。
腐敗した政治は恥だと感じます。
嘘はつけない体質です。
安倍総理はおそらく、移民を受け入れても日本色に染められると考えているのかもしれません。
しかしこれは危険な賭けです。
国家を賭けてはいけません。
慎重に進めないといけないものです。
私は移民全てを否定はしていません。
人道的に困っている人を助けるのも、まずは国民の事を考えている中でならできる限り行うべきでしょう。
でも今やろうとしている移民政策はそうではありません。
内側から日本を壊される危機が、軍事力による国防危機よりも上回ったと感じたら、私は迷わず反安倍総理を訴えます。
移民を全く受け入れるなとは言いませんから、しっかりとしたルールを決めていただきたいですね。
最低限、日本語が話せ、日本の国体を理解し、宗教思想の自由は秩序の範囲内で、人に迷惑をかけない精神を持った人だけにしてほしいです。
差別は駄目だと言いますが、自分達と違う考えを持った人は、別に扱うのは当然です。
違う人なのですから。
そんなあたり前を否定して、綺麗事の為に国を壊すような政策は止めて欲しいですね。
(088)揺れる移民大国フランス: 難民政策と欧州の未来 (ポプラ新書)
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