今日は二大政党制についてお話します。(*´ω`*)
二大政党制というのは大きな政党が二つあって、その政党が競争する事によってより良い政治を目指そうというものです。
形としては、主にタカ派とハト派の政党があって、どちらを与党にするのか国民が選ぶ形です。(*゚ー゚)
左派と右派と言ってもいいです。
海外を見ると、概ね4~8年で交代しながらやるのが主流みたいですね。 (*’▽’*)
このシステムで運用するには、一つだけしっかりしなければならない事があります。( ・`ω・´)
それは、外交、国策、防衛など国の根本的な部分では統一性を持たせるという事です。(*゚∀゚)
その上で二つの陣営に分かれて、その時々にあった政党を国民が選ぶのです。
メリットは国民がどちらにするのかハッキリ選べる事と、競争により腐敗を防げる事ですかね。(*´∇`*)
さてそんな二大政党制ですが、日本でもこれをしっかりしようという声が聞かれます。
しかし残念ながら、やろうとはしているみたいですが日本ではなかなかこれが定着しませんね。(;・∀・)
実はこれ、できない理由がしっかりあるのです。(;´・ω・)
だからできないのです。(。>д<)
それもかなりこれは重い問題なんです。( ´ Д ` )
大きく分けて2つあるのですが、1つは日本の置かれている立場の問題です。
普通の国は、国の方向性をある程度2つに分けやすいです。
タカ派とハト派でもいいですし、左派と右派でもいいです。
しかし日本は複雑な立場故、2つに割り切って別ける事ができません
その特別な立場というのが、アメリカの保護国であるという事です。
戦後日本は、ずっとアメリカの属国に近い前線基地としての立場が続いています。
つまり普通の国ではないのです。(´;ω;`)ブワッ
だから国の方向性も、簡単に2つに分ける事ができません。
今のままアメリカに保護を続けてもらいたい人もいれば、しっかり独立を目指したい人もいます。
保護を続けてもらいながら、日本という国を世界の地域の一部に溶け込ませようとしている人もいます。 Σ(゚д゚;)
アメリカからの脱却を目指すにしても、ただアメリカ軍の撤退を望む人もいれば、それは危険だからと準備を訴える人もいます。
その中で革新路線を進むのか保守路線で慎重に行くのか、これも意見が分かれます。
日本は普通の国ではないから、普通の二大政党制がなじみにくいのです。 (っ>ω<c)
普通なら国家という部分で、まずは普通の国に戻す事が大切なんですけれどね。(;´Д`)
それをしたくない人も結構な数いるようで、そういう意味で日本では二大政党制が難しいのです。
そして更に日本では馴染みにくい理由があります。(`・ω・´)
それは、日本には日本のやり方があるという事です。(*^ー゚)b
実は日本でも政権交代が頻繁に行われていた時代がありました。
それは明治から戦前までですね。\(^o^)/
しかし全然安定しませんでした。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
何故かというと、別れ方が酷かったからです。(;´・ω・)
そうですね、今の自民党のような政党が一つあります。
一応国家の為に政治をする政党ですね。(*´ω`*)
そしてもう一つは、国家の政治を無視して、国民に直接受け入れられる綺麗事ばかりを押し出す政党です。
例えば、『あなたの街に鉄道を引きますよ!』『税金下げますよ!』『道路を綺麗にしますよ!』と言うわけです。
国民としては目に見えるメリットがあるので当然そちらの政党を支持しますよね。
こうして国防がないがしろにされたり、外交や国家戦略が無茶苦茶になっていたのが戦前だったのです。
政治家は与党になる為に国家を捨ててまでも選挙で勝とうとしたんですね。 (っ´ω`c)
そんなわけで失敗しました!(・∀・)
では何故失敗したのでしょうか。(*´∀`)
民主主義に未熟だったからというのもありますが、これは今でも言える事でしょう。
国民の多くは、平和、人権、平等などという言葉に弱く、『戦争なんて起こるわけがない』と決めつけて国家戦略を全く考えていません。
綺麗事を並べて政権交代を果たした民主党は、未だに悪い戦前の日本の政治体制そのままを見せてくれました。
日本はいつまで経っても未熟なままなのです。(;´∀`)
成長するまで待てばいいのかと言えばそれも難しいかもしれません。
何故なら、そもそも日本には合わないやり方なんですよね。
歴史を振り返れば、日本の政治はどうやって行われてきたのでしょうか。
明治から戦前までの期間以外ほぼ全て、一党独裁政治です。
そういうとなんだか悪いイメージがあるかもしれませんが、これは印象とはかなり違う所があります。
まず、天皇陛下から国を預かるという立場なので、みんな真面目に国と国民の事を考えて政治をします。
国民を幸せにできなければそれは恥なのです。( ・`ω・´)
だから好き勝手に政治をする独裁とは違いますね。
そして日本には聖徳太子の頃から、国の祭りごとはみんなでよく相談して決めるという文化が根付いています。
だから一つの考えに固まった政党というのは、なかなか作りづらいわけですね。(*´∇`*)
例えば今は保守的にやるべきだと判断し、保守政党が選挙で選ばれたとします。
でもすぐに世界情勢が変わり、大きな変化が求められる状況になりました。
こんな時、二大政党制だと身動きが難しいですよね。(;・∀・)
しかし日本なら、一つの政党の中にどちらにも卓越した政治家がいるわけですよ。
日本の政治は二大政党制と比べて腐敗を防ぎにくいというデメリットはありますが、政治の対応力という意味では優れているのです。
戦後の自民党政治を見ていればわかりますよね。
自民党内には、左派も右派もハト派もタカ派も混在するわけです。
そしてそんな自民党が政権与党であり続け、社会党は問題提起だけを適当に行ってきました。
これが本来の日本の政治の形であり、だから上手くいっていたわけです。
しかし戦後、政治の腐敗が進んできました。
やっぱり腐敗は避けられないんですよね。(;´∀`)
日本は政権が変わると100年200年はそれで行けますけれど、腐敗したら大きな改革をする歴史を繰り返して来ています。
その流れで抑えておくべきは、天皇陛下の権威ですかね。
天皇陛下の権威がしっかりしている時は腐敗しません。
しかし平和が続くと権威を忘れ、政治家の怠慢が始まります。
そして腐敗が最高潮に達した時、大きな改革が起こって再び天皇陛下の権威が戻るのです。
これを日本はずっと繰り返しています。(*゚∀゚)
となると、天皇陛下の権威が常に働いた状態を維持できれば、日本は最高に安定した国になるのではないでしょうか。
そもそも二大政党制は日本には合わないですし、政治の腐敗さえ止められればしっかりとした政治ができるのです。
実はそれが最高に働いていたのが大日本帝国憲法だったんですね。
政治家も国民も未熟だった為に失敗しましたが、今なら日本にあった民主主義国家にできると思いますよ。☆(ゝω・)v
その為には、大日本帝国憲法を基本にした憲法を新たに作る事が必要ですね。(*´∇`*)
そしてアメリカの保護国から抜け出し、自立した国にもならなければなりません。(`・ω・´)
そしたら日本らしい二大政党制ができるかもしれませんよ。
今の民進党は、正直劣化自民党です。(;´Д`)
これが甲乙つけがたいお互いに競い合って上を目指せる政党になれば、政策ではなく品質を選ぶ二大政党制が確立すると思います。
日本がやるなら、そういう二大政党制があってる気がしますね。
実際その方向に進んでいる気がします。(´艸`*)
長くなりましたがまとめますと‥‥(´,,・ω・,,`)
日本にはそもそも海外のような二大政党制は合わないし現状無理。
主義主張で政党を選ぶのではなく、政党の品質で選ぶ二大政党制なら可能そうだ。
しかし今は主義主張が分散し、政党が分かれる傾向にあるので、まずは状況改善が必要。
普通の国に戻る事が大切。
こんな感じでしょうか。(*’▽’*)
日本はもう日本独自の良いやり方が確立しています。
無理に二大政党制を目指す意味はあまりないですね。
ε===(っ≧ω≦)っ