今日は核兵器の先制不使用について話します。(*´ω`*)
オバマ大統領が核の先制不使用を検討しているなんて話がでてきました。
これは広島訪問からも分かる通り、こんな非人道的な兵器は使ってはいけないという気持ちの表れだと思います。
しかーーーし!!!( ・`ω・´)
ちょっと待ってくださいよ。(;・∀・)
確かに核兵器なんてものは絶対に使ってはいけません。
しかし世界の一定の国が持っている事も事実ですし、抑止力として効果があるのは明白です。(*゚ー゚)
例えば今、世界から完全に核兵器が無くなったとしたら、或いは元々無かったとしたら、世界の戦争は今よりもずっと多かったと思います。
それこそ世界大戦のようなものが後何回か行われていた可能性さえあります。
抑止力としてはしっかり働いていると思うのです。
さてその核兵器の先制使用を不可能にするというのはどういう事でしょうか。
少なくとも抑止力として半分効果が無くなります。( ´ Д ` )
核で攻撃されるまで核での反撃はしないとなれば、普通の戦争を容認したとも言えるでしょう。(;´・ω・)
いやいや「持っているのだから流石に国が追い込まれれば使うだろう」ってのは当然そうかもしれません。
あくまで国内のルールでそう決めても、破ったからと言って『その事が』国際法違反にもなりません。
とはいえ、『戦争になったら撃ってくるかもしれない』から『よっぽどじゃない限り撃ってこない』では戦争のハードルが下がる事は目に見えています。
抑止力とは『撃ってくるかもしれない』という部分が重要であり、実際に使う使わないは別なのです。(っ`・o・´c)
核兵器は使えないものです。(´,,・ω・,,`)
それでも持つのはあくまで抑止力としてです。
その効果が無くなれば持っている意味は本当にありません。
むしろ使うしかなくなります。(;´Д`)
だからこういう先制不使用なんてルールは決めない方が良いのです。
日本で少し戦争してもアメリカは核を撃ってこないと見れば、中国も少しは試してみようかという気にもなりますよ。
それにしても面白いのは、実は核の先制不使用ってやっている国があったかと思います。(;´∀`)
中国ですね。(*´∇`*)
まあ中国はまず侵略される危険性がほぼ無い事、数が少ないから核の打ち合いになったら確実に負ける事、維持管理や性能面でも問題がある事など色々ありますから、 先制権なんて有っても無くても一緒なんです。
だったら『うちはあくまで核の抑止の為に核を持っているだけだ!』と綺麗事が言える分お得ってわけです。(´艸`*)
核兵器をめぐる5つの神話 (RECNA叢書)
そんなわけで、アメリカの核の先制不使用なんてものは決めてもらっては困ります。( ・`д・´)
アメリカの核の傘に守られていた国では、今まで以上に小競り合い的戦争になる可能性が上がります。
なんとかオバマには止めてもらいたいですね。(*´∀`)
ε===(っ≧ω≦)っ