アベノミクスが手詰まりだという話がちょくちょく聞かれますね。
日銀のこれ以上の緩和は限界だという話もあります。
しかし!!
本当は全然そんな事はないのですよね。
日銀は、発行しようと思えばいくらでもお金を発行できるのです。
何故それができないかと言えば、ハイパーインフレが怖いからですね。
つまりインフレにならなければいくらでもお金が刷れるというわけです。
インフレにならなくて困っているというのなら、金を刷れば簡単にインフレさせる事ができます。
やれるのにやっていないだけです。
だいたいアベノミクスは手詰まりだとか言っても、他の人の政策ではもっとダメです。
アベノミクスは、少なくとも金融政策では正しい方向を向いているし、財政政策は増税など間違いもありましたが概ね合っています。
ただし、成長戦略に使っている女性の社会進出や労働移民の受け入れなど、逆行するものもあります。
労働者が増えれば人材獲得競争が低下し、給料は下がります。
政策はある程度正しい方向を向いているのに、逆行する事も同時にやっていたり、徹底的にやっていないから上手くいっていないように見えるのです。
逆行するような事は止めて、まずは経済の立て直しをしてほしいです。
それは、国民の生活の向上という意味でのGDP増であって、単純に増えれば良いという話ではありません。
もちろん、増えないよりは増えた方が圧倒的に良いですが、どうせ増えるなら国民の生活が良くなる方がいいじゃないですか。
まあ何にしても今思うのは、安倍総理よりも良い政策を実現できる人が出現してほしいという事です。
流石にこれだけ長引けば、安倍総理でもデフレ脱却は無理だと考えざるを得ません。
だからと言って民進党は更に悪いですから、自民党内にもっと強い指導力を持った人が出てくるのを期待します。
強行過ぎる人は望まないですよ。
やっぱり国を動かすのは慎重な方がいいですからね。
アベノミクスが手詰まりというよりは、安倍総理の限界かもしれません。
もう少し気合いを入れてやってくれればといった所です。
新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)
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