憲法改正の議論、いよいよ始まるかもしれませんね!
でも改正するにあたり、日本人が勘違いしている事は正しておかないといけないと思います。( ・`д・´)
今日はその辺りいくつか話したいと思います。(*’▽’*)
まずは大日本帝国憲法について。(*´ω`*)
明治憲法と言った方が伝わりますかね?(;´∀`)
この憲法が独裁憲法で最悪だったと勘違いしている人が多いと思います。(っ´ω`c)
でも実は、かなり良い憲法だったんですよ。(*´∇`*)
一番よく言われるのが、『天皇の独裁憲法だった!』って話ですね。(*´Д`)
だったらどうして天皇陛下はアメリカとの戦争に反対していたのに戦争しちゃったんですか?
どうして関東軍は命令も無しに満州国をつくっちゃったんですか?
どうして近衛文麿は天皇陛下から頼まれたのに総理を断ったんですか?
どうして終戦を決定する時わざわざ賛否の数を合わせて天皇陛下の意見を聞いたのですか?
明治憲法下でも、天皇陛下には一切権力が無かったのです。 ド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!
今と違うのは、御前会議が有ったり、コッソリ意見を聞く事ができたくらいですね。(*゚∀゚)
ただし一切天皇陛下の意見に従う必要はありません。
天皇陛下に責任を持って行かないよう、しっかり考えられていました。☆(ゝω・)v
明治憲法を最悪の独裁憲法だと思っている人は、実際にどんな内容で、どんな運用がされてきたのか勉強したのでしょうか。
私が見る限り、概ね駄目だったのは『いきなりの民主主義に戸惑い、国民も舞い上がった』事だったと思われます。
今の憲法でも考えてみてください。
『戦争しろ!憲法を改正して侵略戦争を可能にしろ!北朝鮮の拉致被害者を武力で取り返せ!イスラム国もぶっつぶぜ!日本に文句を言う韓国も中国も滅ぼせ!』
なんて日々国民とメディアが騒ぎ立てたらどうなると思いますか? (;´∀`)
いくら天皇陛下が平和を望んでおられても、政治家は国民の声を聞くしかないのです。(*´д`*)
憲法典の条文はそんなに重要なものではありません。
日本がどういう国なのか、国体を定めてどう運用していくのかが書かれていればいいのです。
では一例として、明治憲法と日本国憲法を比べて、明治憲法の方が優れている部分を紹介します。
天皇陛下について書かれている第一条です。(*゚ー゚)
明治憲法。
『大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス』
日本国憲法。
『天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く』
日本国憲法はそのままですね。(゚∀゚)
『日本国民が天皇陛下の元に集まっているのが日本ですよ!』と言っているわけです。
これの素晴らしい所は、日本人はどれだけ国民同士が対立したとしても、最後はちゃんと一つにまとまりますよって話なんです。
でももっと素晴らしいのが明治憲法です。( ´ ▽ ` )ノ
『日本はずっと男系の天皇がシラス国ですよ!』と言っているわけですが、少し分からないですよね。(;・∀・)
これは日本が今までどういう国だったかを理解していないと分かりません。
古事記の国譲りの話を分かっている事が前提です。
ウシハクではなくシラス、支配ではなく統治の意味です。
シラスの意味は前にも書いた通りこういう事です。
『日本は天皇陛下がいて、国民がいる国である。国民は天皇陛下の大御宝である。国民の代表に天皇陛下が権力を与え、大御宝の幸せと繁栄の為に働いてもらう』
つまり、今と実質的に違うのは、『政治家や官僚はちゃんと国民の為に仕事をしろ!』と付け加えてあるわけです。
どっちか良いですか?\(^o^)/
私利私欲で政治をする人がいて、『法律には反していない!』なんて言い訳が通用する時代ですよ。
もしも明治憲法だったら、『憲法違反だ!』と批判できたはずなのです。(*^ー゚)b
もちろん明治憲法にも欠点や不備はありましたよ。
ただ、全体的には今の日本国憲法よりも優れている部分が多かったのです。o(^▽^)o
それはそうですよ。(;´Д`)
10年近くかけて作った憲法と、1週間で作った憲法では重みが違いますよね。
それに明治憲法も、運用する中で進化していました。
憲法は条文だけ見ていても判断はできません。
どう運用されていたのかまで知らないと判断はできないのです。
少なくとも今の日本国憲法よりはしっかりと役割をはたしていましたよ。
では最後に憲法9条にも触れておきましょう。
日本国憲法は『不可能な希望がちりばめられたゴミ憲法』と言われていますが、9条も例外ではありません。
不可能な希望が平気で書かれています。(;´・ω・)
『1:日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2:前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
』
簡単に言うと‥‥
俺たちは正義と秩序による平和を希求するぜ!
こっちからは戦争しかけたりしないぜ!
その為の戦力は持たないぜ!
今、安倍総理のイスラム国に対しての発言を批判する人がいますね。(;´∀`)
憲法に書いて有る通りにするのなら、もっとイスラム国に強く言ったり実際に何かしらする必要があるんじゃないでしょうか?
日本は武力で戦争を仕掛けられないのですから、平和を求めるのならもっとガンガン批判し続けないといけません。
正義の為の治安維持活動として、現地で警察もした方がいいんじゃないでしょうか?
そういう意味では憲法違反をしていますが、自衛隊は全く憲法違反ではありません。
あくまで印象としては違反しているように見えますが、厳密にいえば憲法の範囲内です。
こっちから戦争をする事を禁止し、その為の兵力は持ちませんが、守るための兵力は持っていいのです。
そして組織自体も警察の上位互換ですからね。(;・∀・)
事が起こってからでないと武力行使できないのです。
憲法9条の改正は、国民に対する印象を変えて、ただ『被害が出てからの対応』ではなく『被害が出る前の対応』ができるようにしたいだけなのです。
どうしてこれが必要なのでしょうか。(*´ω`)
例えば、あなたの仕事は漁船で沖にでて魚を獲る事だとします。
今日も沖に出て魚を獲っていました。(*´∇`*)
そしたらいきなり外国の軍艦が来て、あなたを攻撃して殺したとします。
あなたはどう感じますか?(;´∀`)
『ここ日本なんだから、自衛隊はしっかり守ってくれよ!』
そう思いませんか?
でも今の法律だと、あなたが殺されてからでないと反撃できないのです。
それでは国民が守られないから、変えようとしているわけです。
別に今の憲法でもできなくはないですよ。(´,,・ω・,,`)
国民がそれを素直に受け入れてくれるのなら問題はないのです。
しかし今の憲法から伝わってくる印象では駄目だと判断されてしまいます。
だから改正しようとしているのです。( ´Д`)=3
実は今の憲法でも、核兵器を持っていいんですよ。
集団的自衛もオッケー☆⌒d(´∀`)ノです!
ただ憲法の印象だけで国民に反対する人がいるから、改正しようとしているのです。
内容も知らずにただ『戦争をしようとしている!反対だ!』なんて言っていてはいけません。
ちゃんと内容を勉強してから言ってもらいたいですね。
でないとまた、戦前の日本と同じになりますよ。
憲法なんて関係ないのです。( ・`ω・´)
全ては国民がしっかり勉強しないと道を誤るという事です。
しっかり勉強して判断してくださいね!☆(ゝω・)v
ε===(っ≧ω≦)っ