最近、戦後の世界秩序から方向転換しようとしているように見えます。
かなり片寄った所まで来ているのでそれは当然の動きだと思ってはいるのですが、どうもしっくりこない部分が頭の片隅にありました。
ドイツがヨーロッパをEUの枠組みにはめ込んで支配し、日本も平和ボケの中言いなりになって金を出すだけ。
中国がやりたい放題しているのに、『まーまーまー』と言いながら放置しています。
これで良いのかと疑問に思った人たちが立ち上がり、方向転換が始まりました。
日本では当然安倍総理の支持率に繋がり、台湾では蔡さんの登場、イギリスはEUを離脱し、そしてアメリカの大統領がトランプとなりました。
私は普通に『方向転換が始まった』と考えていたのですが、よくよく考えてみるとどうも全ては『ロシア有利』に動いているような気がします。
第二次世界大戦の時、日本が一番失敗してしまったことは、『ロシアの存在を忘れてしまった事』ではなかったでしょうか。
ロシアを最大の脅威として考えて軍備を整えていたにも関わらず、最後は何故か日ソ中立条約を締結していました。
当時の日本から最も反省しなければならないのは、ロシアを忘れるなって所だと思います。
クリミア半島は既にロシアに取られ、制裁もアメリカ大統領がトランプになった事で解除されるかもしれません。
イスラム国に関する部分もロシア側の要望通りの対応になるかもしれませんし、日本もロシアと仲良くして、制裁しつつも経済支援をするとかわけの分からない状況に向かっています。
北方領土に関しても、何故か2島返還で良いとかいう風潮になりつつありますし、ちょっと怖いですね。
アメリカの大統領がトランプになって、ロシアが日本に頼る必要がなくなり、立場的に弱くなっているのも分かります。
だからこそ今警戒すべきは、私はロシアではないのかと思えてなりません。
アメリカのトランプとどう付き合っていくのかも大切ですが、ちゃんとロシアのプーチンの動向も見ておく必要がありそうです。
ε===(っ≧ω≦)っ